外国語学習の重要性


グローバル社会において、世界で活躍するために「英語」が必要だということは、すでに多くの方の共通認識としてあるかと思います。
今、日本では小学生から本格的に英語の授業がはじまる学校もあり、長い期間、英語と触れ合う機会が用意されています。
しかし、その他の言語はどうでしょう?ほとんど触れる機会がないのが現状です。

「社会に出る上で覚えたほうが良い外国語とは?」と聞かれたら、どの言語を想像しますか?

現在においては、英語だけでなく中国語も必要だという認識も広まってきています。

ですが、私たちが普段利用する日本語、そして学校で学ぶ英語以外は、正直「あまり必要ない」と思っている方がほとんどではないかと思います。
英語ですら「あまり必要ない」と持っている方も多くいらっしゃると思います。
しかし、それは日本国内で感じる話であり、実際に世界に飛び出してみると、実は英語以外の言語も必要だと感じて帰国する学生たちが多いようです。

国の状況によって様々ですが、短期間ですが私がロシアに留学に行っていたとき感じたのはフランス語を話せる方が多かったことです。
また、身近な国の韓国では日本語を話せる方も多くいます。

【英語以外の言語を覚えることの重要性】
なぜ、英語以外も重要なのか?
学生たちは留学先で主に「英語」を利用し会話を楽しみ、日々のコミュニケーションを取っています。

特にヨーロッパ諸国から学生たちが集うイギリスでは、スペイン語ポルトガル語、ドイツ語、そしてフランス語と、様々な言語が飛び交うことも珍しくありません。
また、アメリカに留学した場合、スペイン語圏(アメリカ南部、メキシコ、アルゼンチン、スペイン、キューバプエルトリコなど)の学生との交流が多くなるため、
英語をマスターした後にスペイン語を学びたくなる人も! そのためにスペイン留学に繰り出す学生たちもいます。
様々な国や地域の学生たちと知り合い、親交を深めたからこそ、多言語を学ぶ重要性に気付くようです。

【世界で最も使われている言語は「中国語」】
母国語として英語を話す人口は全世界で4億人と言われているのに対し、母国語として中国語を話す人口は、なんと13億人を超えると言います。

日本は中国や台湾、香港など、中国語を話す国々に非常に近いので、外交面を考慮しても英語だけではなく、中国語を同時に学ぶ必要性があるかもしれません。
そのため現在、アメリカやイギリスではなく、あえて中国やシンガポールに留学する学生の数も増えています。

【かつての大国ソビエト連邦公用語「ロシア語」】
アメリカと長きにわたり争ってきたかつての大国ソビエト連邦で使われいた公用語がロシア語になります。
現在ロシア連邦となりかつてほどの強大さは感じられませんが、まだまだ世界に影響力のある国であることは変わりありません。
ビジネスにおいても日本の隣国の一つであり、重要になってくる言語の一つと言えます。

【ヨーロッパだけでなく南米でも多く使われる「スペイン語」「ポルトガル語」】
母国語としてスペイン語を話す人口は全世界で4億人を超える数がおり、母国語としてポルトガル語も話す人口も2億人を超えると言われています。

南米ではこの二カ国語が使われているため、南米の方々とビジネスをされる方には必須となってくる言語です。

【文化交流の多く未だに支持される韓流ブーム】
冬のソナタ」。このドラマ名を聞いて当時の韓流ブームを思い出す方も多いと思います。
現在でも冷め止まない韓流ブームは、かつてのドラマだけでなくファッション、音楽、食とあらゆる分野で日本に浸透しています。
日本にとっても最も身近な隣国の一つでもあり、韓国語をマスターすれば多くの場面で活かせることは間違いありません。