マーケティングの定義

マーケティングの定義】

マーケティングと言っても人によって色々な考え方があります。

例えば、

「市場調査のこと!」

「販売プロモーションを考えること!」

「ブランド構築を考えること!」

「企業戦略を考えること!」

...など、様々なイメージがされます。

決して、上記のイメージが間違っているということではありませんが、これらはマーケティングの一部に過ぎません。

 

では、マーケティングの定義とはどういったものでしょうか。

 

Wikipedia

"マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。 また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。"

 

デジタル大辞泉

『顧客ニーズを的確につかんで製品計画を立て、最も有利な販売経路を選ぶとともに、販売促進努力により、需要の増加と新たな市場開発を図る企業の諸活動。』

 

【広告用語辞典】

様々な定義が存在するが、財・サービスの交換に際して、需要と供給との間に生ずる問題を解決する過程、あるいはその技術的体系を指して使われることが多い。またその考え方の傾向として、顧客(消費者)志向、競争志向、価値想像志向などが指摘できる。この志向のもとで、継続的な交換関係を創造的に持続していくことが目視される。

 

【日本オペレーションズ・リサーチ学会】

マーケティングとは, 個人や組織が製品の創造を行い, 市場での交換を通じて自らのニーズや欲求を満たすために行う様々なプロセスのことである

 

三省堂大辞林

消費者の求めている商品・サービスを調査し,供給する商品や販売活動の方法などを決定することで,生産者から消費者への流通を円滑にする活動。

 

ミツエーリンクス マーケティング用語集】

マーケティングとは、顧客の創造、維持を目的とする企業が、その目的を満たすような交換を顧客とのあいだに生み出すために、アイデアや財やサービスの考案から、価格設定、プロモーション、流通に至るまでを計画し実行するプロセスです。

 

【ニーズ創造研究所】

マーケティングは、業務の効率(利益の効率)をアップさせる科学的手法といえます。売れるための仕組みづくりともいわれています。よく、宣伝や販売促進活動がマーケティング活動と思われているようですが、本来は、顧客のニーズを満足させるための活動といえます。

 

【ストラジー&タクティクス株式会社】

お客様に価値を提供してお金をいただくこと

 

【E・J・マッカーシー

標的市場を選定することであり、その標的市場に対し、最も適切なマーケティング・ミックスを実行することである

 

ピーター・ドラッカー

"マーケティングの理想は、販売を不要にするものである"

【フィリップ・コトラー

"マーケティングとは経営そのもので、消費者に自社を愛してもらうことが最終ゴール。"

"マーケティングとは、個人や集団が製品及び価値の創造と交換を通じて、そのニーズやウォンツを満たす社会的・管理的プロセスである"

 

【セオドア・リビット】

"'ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である"

 

グロービスMBA経営辞典】

顧客満足を軸に『売れる仕組み』を考える活動

 

【日本マーケティング協会】

"正確にマーケティングを定義すると、「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である」"

 

アメリマーケティング協会】

"マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・流通・交換するための活動、一連の制度、過程である。"

多種多様な定義がありますが、マーケティングの説明で良く使われてのが、

「営業しなくても商品が売れる仕組み、状態を作ること」とてもシンプルでわかりやすい説明だと思います。

私自身もこの説明を使いますが、これだけだと不十分な要素があります。

 

まずはアパレル店舗を想像してみてください。

 

アパレル店舗では、どのような利益をあげる=服を買ってもらう方法があるでしょうか?

 

店舗に来てくれたお客様に対し、オススメのコーディネートやお客様にあったスタイルを提案することで販売に繋がることも多くあるでしょう。セールなどの情報を、店頭に立ち宣伝している方を見かけることもあります。これらは、お客様が店舗に来てくれて初めて行える営業活動であるといえます。

 

この活動を販売や営業活動と定義すると、【店員さんが服を買ってもらうために店頭に立ち呼び込みをしたり、フロア内のお客さんに声をかけて回ったりしなくても】がマーケティング活動であると言えるのです。

 

結婚式の前撮りってなに

≪結婚式の前撮りってなに?≫

 

結婚式が近づいてくるにつれ周りから「前撮りはするの?」「前撮りやった?」というように質問される方も多いかと思います。

 

結婚式をこれからに控え、前撮りをどうするか考えている人も多いのではないでしょうか?

 

ところで、前撮り…ってなに?

そもそも前撮りってどうしてするのでしょうか?

 

【前撮りとは】

「前撮り」とは、結婚式とは別の日に和装やウエディングドレス、カラードレス姿で記念写真を撮影することです。最近では、結婚式の後に撮影する「後撮り」も増えていますが、いずれも式とは別のタイミングでの撮影ということで、「別撮り」「早撮り」ともいうこともあります。

結婚式当日は、結婚式、披露宴の進行が優先になるのでゆっくりと写真を撮れる時間があまりなかったり、ゲストとの写真撮影ではカメラ目線やふたりの表情を合わすことも難しい場合がほとんどです。

そこで、事前にふたりの結婚記念撮影として衣装や表情をしっかり整えて撮影できるのが前撮りの魅力となります。チャペルや日本庭園、公園など美しいロケーションで撮影したり、スタジオでポージングをとりながら結婚の記念にふさわしい写真を残すことができます。また、結婚式会場でのヘアメイクリハーサルや衣装合わせを兼ねて前撮りを行ってくれる会場も多く、当日の予行練習としてされる方も多くいらっしゃいます。

 

前撮りはやってみたいけど、どこでどんな衣装で撮影できるのか、いくらくらいで撮影できるのか、と分からないこと方も多いはず。 

一生残る写真だし、友人や家族に見せるのに失敗はしたくないですよね。 

前撮りの基本知識をおさえて、撮影までのイメージを固めていきましょう。

 

【前撮りのメリット】

結婚式・披露宴当日は思っている以上に時間がないものです。また、一生に一度の一大イベントなので落ち着いて撮影する時間も気持ちの余裕もないはずです。 当日の撮影をプロのカメラマンお願いしても、あとあと写真を見たら望んでいたシチュエーションがない!ってガッカリなんてこともあるかも..。 

そこで、結婚式より前に、二人の思い出の場所や憧れの場所、憧れの衣装で、希望通りのシチュエーションで思う存分こだわって撮影できるのが前撮りの特徴です。

また、結婚式・披露宴当日は時間的に着れる衣装の数も少ないので、色々な種類のドレスを着ることができる点や、また和装を着ない人も多いので、白無垢や色打掛など、和装で撮影することができる点も前撮りが人気の理由になっています。 

さらに、結婚式当日の予行練習として衣装合わせやヘアメイクのリハーサルを兼ねて行ってくれる会場も多いのが前撮りのポイントの一つです。 

 

では、どんな撮影場所や衣装のスタイルがあるのでしょうか。

 

【前撮り撮影のスタイル】

前撮りは、撮影場所と衣装の組み合わせによって、大きく分けて4つのスタイルがあります。 

撮影場所は、天候に左右されずに、好きな小物や背景で撮影できる「スタジオ撮影」、憧れの場所や屋外の季節感を感じられる場所で撮影ができる「ロケーション撮影」の2パターン。 

衣装は白無垢、色打掛などの「和装」とウェディングドレス、カラードレスなどの「洋装」の2パターンあります。

 

最後に、前撮りにまつわるよくある質問をご紹介します。

 

【前撮りは結婚式や披露宴のだいたい何ヶ月前に撮影するものなの?】

前撮りは結婚式よりも前に写真を撮影してしまうことを指しています。式当日の控室からの写真といった意味合いではなく、全く別の日に撮影を行うことを一般的に「前撮り」と呼んでいます。

 

実際に前撮りを行ったカップルのアンケート調査では、写真撮影をしたタイミングは以下のようになっています。

 

1位 結婚式の1~2ヶ月前 28%

 

2位 結婚式の1ヶ月前  22%

 

3位 結婚式の2~3ヶ月前 16%

 

4位 結婚式の3~4ヶ月前 11%

 

5位 結婚式の半年以上前 9%

 

6位 その他 13%

 

参考:みんなのウェディング(https://www.mwed.jp/manuals/363/

 

平均して1ヶ月~2ヶ月が多くなっています。

結婚式が近づくと、他の準備でバタバタするし、撮影後の写真の仕上がりに2週間~1ヶ月ほどかかるので、早めに済ませてしまうのがポイント! 

前撮りのために、遠出をするのはお金も時間もかかるので旅行のついでに撮影しちゃうという人も多いです。

 

【撮影時間はどれくらいでしょうか?】

撮影時間自体は、最短で1時間~1時間半前後です。 

ただし、メイクやヘアメイク、着付けなど準備や撮影後の写真選びも含めると、半日は確保しておくのがオススメです!

 

【撮影した写真データは撮影日からどれくらいで受け取れますか?】

即日で受け取れるスタジオもありますが、余裕を持って1~2週間は見ておきましょう。

また、ウェルカムボードやアルバム、映像等に利用する際は、準備に時間を要する場合もあるので、後で慌てることのないよう、事前の打ち合わせでスタジオと相談しておきましょう。

 

ペーシング、バックトラッキング、ミラーリング、について説明

【前書き】

お客様に選ばれる、必要とされる営業になる為にはどうしたらよいのでしょうか?

 

「君から買いたい!」

「君だから信頼して任せたい!」

 

こんなフレーズを言われると営業冥利につきますよね!

 

できる営業はお客様から好意を抱かれています。

では、どのようにしてお客様に好意を抱いてもらえているのでしょうか?

 

意図してか、無意識か共通していることがあります。

 

今回は好意を抱いてもらうためのコミュニケーションテクニック、「ペーシング」「バックトラッキング」「ミラーリング」についてご紹介いたします。

 

次の様なお悩みをお持ちの方も、ぜひ参考にしてみてください。

・コミュニケーション能力を高めたい

・会話や説明をするときに緊張する

ヒアリング能力を高めたい

・商談や打ち合わせで相手に安心感を与えたい

・良好な人間関係を構築したい

 

===

【ペーシング】

■ペーシングとは

「ペーシング」とは、相手の話し方や状態、呼吸などのペースを合わせることです。

 

例えば、相手が無意識に活用している声の調子(話し方やテンポなど)を合わせていくこと、また相手が使っている言葉を盛り込みながら、会話を進めていくことです。

 

ペーシングの目的は、相手が話しやすい雰囲気や空気をつくりだし、安心感や心地良さを感じてもらうことです。

 

類は友を呼ぶとよく言いますが、あなたの周りも雰囲気の似たお友達は多くありませんか?

 

人間は、自分と同等、同じ境遇、同じ趣味趣向を持つ人と一緒にいるのが、心地よく楽しいと思える。つまり、気を許しやすいということです。

 

だからペーシングは、あなたの話や提案を受け入れてもらいやすくい状況をつくり、商談・打合せを優位に運ぶことを可能とします。

 

■ペーシングの目的

ペーシングの目的は、相手のとの間に、急速に親近感や安心感、またラポールと呼ばれる無意識レベルでの深い信頼関係を築くこと。要するに、相手が話しやすい雰囲気や空気をつくりだし、安心感や心地良さを感じてもらうことです。

 

■ペーシングで得られる効果

ペーシングを活用することによって無意識レベルに調和が生まれている状態になります。

これをラポールが取れている状態といいます。言い換えると、信頼関係が構築され始めている状態です。

 

このうように、意識的に相手に合わせていくことで、無意識レベルでの調和や一体感が

生まれてきます。そうなると、自然に仕草や姿勢、話し方、雰囲気、話し方、表情、呼吸などが合ってきます。

 

ペーシングとは、そのような状態を作り出すために使うことができ、以下の様な効果をもたらします。

 

・相手にとって話しやすい存在になる

・安心して心を開ける存在になる

・自分のことを話してもいいと思える存在になる

 

よりビジネス的な効果に落とし込むと、

 

・相手の自分への肯定感や重要感を満たし、信頼関係が増す

・相手の警戒心をとり、安心感を与える

・あなたのことを大切な存在、重要な人だと認識し始める

 

そして、あなたの話や提案を受け入れてもらいやすくなることによって商談・打合せを優位に運ぶことを可能とします。

 

ただし、信頼関係を深めるにはこれだけでは足りません。

 

■ペーシングの特徴

ペーシングとは、コミュニケーションにおいて一番の基本になります

 

ペーシング、「類似性の法則」を逆手に活用していく心理テクニックです。

 

類似性の法則とは、「人は自分と共通点がある人には、心がオープンになり、親しみを感じやすい。良好な関係の二人は、同じ動作をする傾向が高くなる。」というものです。

 

要するに、あなたに対して相手を同じ感覚を持っているように錯覚させることで、あなたへの警戒心を解き、心を開かせるということです。

 

こういったペーシングの考え方は、対面したコミュニケーションだけでなく、文章やメール、ビジネスレターなどにも使うことができるので、ぜひ応用してみましょう。



■ペーシングを実践する際のポイント

ペーシングを実践する際のポイントをご紹介します。

 

ペーシングのポイントは、「話し方」「相手の状態」「呼吸」です。

 

・相手の話し方にペーシングするときは、声の調子や話すスピード、声の大小、音程の高低、リズムなど。

・相手の状態にペーシングするときは、明るさや静けさ、暗さ、感情の起伏など。

・呼吸にペーシングするときは、相手の肩や胸や腹部の動きを観察しながら、同じ呼吸のリズムに。

 

このように相手とペーシングを行っていくと、聞き手と話し手の中に一体感が生まれてきて、話し手は安心して話をすることができるようになります。

 

特に基本となる「話し方」は、次の2つを意識するとよいでしょう。

 

1)相手の話し方のスピードやリズムなどに合わせる

 

ゆっくり話す方には、ゆっくりめに。早く話す方には、すこし早めに話す。

 

人は自分のテンポと違う人と会話することにストレスを感じるため、これだけでも、相手と自分の間に親近感を持たせ、さらに心の距離感を近づけてくれます。

 

2)相手の声の大きさや抑揚に合わせる

 

大きな声の方には大きめの声で、小さい声の方には小さめの声で話す。

 

声の張りなど抑揚のつけ方も合わせていきます。

 

A:「あれ何っ!?」

B:「え、どれ?…」

 

ではなく、

 

A:「あれ何っ?」

B:「え!?どれっ!?」

 

といった具合に合わせていきましょう。

 

人は自分と共通点があると無意識的に好感を抱きます。

ペーシングは人間関係全般に活用することができます。

 

・コミュニケーションで使うなら相手に合わせる。

・複数の人がいる場においては場に合わせる

・講師の方なら、研修やセミナーの場に合わせる

 

つまり、「空気を読む」。相手や場に合わせるということです。

その結果、相手とあなたの間に調和のとれた状態を生み出し、信頼関係構築につながります。

 

長くなりましたが、もしもあなたがペーシングを知らなかった、使っていなかった、

できているけど意識的にはやっていないという方であれば、意識的に使うことで、

コミュニケーションのレベルが高まります。上手く行かなかった原因も改善されます。

 

なぜならば、相手に合わせることで信頼関係を築くことができますが、

合わせないと相手は違和感を覚えます。それは信頼関係を築けないだけではなく、

違和感を与えることになります。だからこそ、ペーシングはコミュニケーションの基本なのです。

 

ペーシングの基本的なスキルとして「バックトラッキング」と「ミラーリング」についても説明していきます。

 

===

 

【バックトラッキング

■バックトラッキングとは

バックトラッキングとは、日本語で「オウム返し」と呼ばれる、相手の言ったことを返すことを指します。

 

■バックトラッキングの目的

バックトラッキングの目的は、相手の話をちゃんと聞いていることを示すことと、相手に自分が発した言葉を再認識してもらうことにあります。

 

そうすることによって、相手は自分の話がよく理解され、受け入れられているという感覚を持つため、安心感、納得感、満足感、好感などを生み出し、相手の承認を引き出すことができます。

 

バックトラッキングは、相手とのラポール(信頼関係)を築くために有効な方法としても挙げられています。



■バックトラッキングで得られる効果

・相手が話を聞いてくれていると安心と嬉しさを感じます

・自分の話した言葉が返ってくるので、承認されている気持ちになります

・理解してもらえているなと感じることで、自己重要感が満たされます

・自分に似ている人に対して、安心感、親近感、好感を持ちます

・会話にリズムが生まれて、楽しくなったり、心地よくなります

・大切な部分を繰り返すことで、相手は自分のことを理解してくれていると共感する

 ⇒NLPのバックトラッキングで繰り返した後は、強い頷きや同調が起きていることが多いです。

 

・自分の話を聞いてくれているという安心感と、自己重要感

 ⇒人は自分の話を聞いてほしいという欲求があります。だからこそ、傾聴などで、相手の話を聞くことで、自己重要感を満たすことができます。言葉を繰り返していくことは、話を聞いているということを伝えることでもあります。それが相手にとっては大切なのです。



■バックトラッキングの特徴

バックトラッキングを行うと、相手は自分の話がよく理解され、受け入れられているという感覚を持ちます。



■バックトラッキングを実践する際のポイント

やり方はとてもシンプルです。

大きく2つのポイントを押さえるだけです。

 

1、相手の言葉を繰り返す

2、時々、相手の話を要約して伝える

 

では、それぞれを補足していきます。

 

1番の相手の言葉を繰り返す時ですが、

すべての言葉を繰り返しても不快にさせるだけです。

 

相手の話の中にある出来事(事実)と、その出来事を通して感じたこと(感情)

を繰り返します。NLPのバックトラッキングとはシンプルです。さらに毎回、

繰り返すのではなく、時折繰り返します。

 

使っていると分かってきますが、事実と感情の中には相手にとって大切な

ポイントが含まれています。そこを繰り返すからこそ、心に響きます。

使っていくことで分かル用になってきます。

 

そして、NLPのバックトラッキングの2番目のポイントである、

「時々、相手の話を要約して伝える」に関しては、話を聞いてくれている。

理解してくれているということが相手にとって、無意識レベルでの安心感、

納得感、満足化、好感、承認などを生み出します。

 

だからこそ、お互いに心地よくコミュニケーションを取ることが出来、

その結果、信頼関係を築くことが出来るのです(NLPでいうラポール)。

バックトラッキングとは、使い方次第で素晴らしい結果や効果を出せるスキルなのです。

 

そのため、できるだけ相手の使った表現そのものを返す必要はありますが、一語一句同じでなくてはならないというわけではありません。

 

バックトラッキングには、3つのポイントがあります。

 

①相手の感情

②話の内容の事実

③話の要約

相手が「悔しかったんですよ」とか「嬉しかったんですよ」といった感情表現を口にした場合は、「悔しかったんですね」とか「嬉しかったんですね」と相手の感情を強調するようにバックトラッキングするのが好ましいです。

 

その他、相手の話が長くなってきた場合は、、話の内容の事実を確認したり、話を要約したりして、聞き手の理解を確認するためにバックトラッキングを利用したりもします。

 

===

 

ミラーリング

ミラーリングとは

ミラーリングとは、相手の身振りや動作を合わせる方法です。

具体的には、姿勢や座り方、見振り・手振り、態度や表情など相手の動作や静止しているときの手足の位置、また呼吸などをまさに鏡のように合わせていくというやり方です。



ミラーリングの目的

ミラーリングの目的は、相手の警戒心をとり、急速に親近感や安心感といった無意識で深いレベルの信頼関係を築くことです。あくまで、相手への好意を示す自己アピールが目的ではなく、相手を尊重し、調和がとれた関係を生み出すことです。



ミラーリングで得られる効果

コミュニケーションスキルとしても有名ですが、ミラーリングも、ペーシングやバックトラッキングと同じく、「類似性の法則」を逆手に取った手法の1つです。

 

人は無意識に、自分に似ている相手に対して安心感や親近感を持ちます。

そのため、特にミラーリングでは以下のような効果を得ることができます。

 

・相手が自分と共通点があると錯覚し、心がオープンになり、親近感を持ちやすくなる

・良好な関係であればあるほど、同じ動作をする傾向が高いため、関係が良好であるかのように錯覚する。

などです。

 

そして、コミュニケーションにおける相手との調和や一体感が、ラポール(信頼関係)の構築につながります。

 

また、自分自身も相手が何を感じているのかを、感じ取りやすくなります。



ミラーリングの特徴

ミラーリングを行うと、相手は無意識的にあなたを自分と似た存在であると認識し、相手の警戒心を解き、好意や安心感を感じさせることができます。

 

ただし、ミラーリングは決して猿まねではありません。相手とまったく同じタイミングで同じ動作を行うと、相手に違和感を感じさせ、逆に警戒心、不快感を抱かせてしまいます。



ミラーリングを実践する際のポイント

類似性の法則というものがありますが、人は自分と似ている人には、警戒心を解いて、受け入れやすくなります。逆に言えば、心を開いている者同士や仲のいい男女などを観察して、似ていると思った経験はありませんか?

 

調和が取れていると、自然に姿勢や話し方、リズム、呼吸などが似てきます。

ミラーリングとは、相手に身体の姿勢などを合わせていきます。

 

・姿勢(体幹を合わせる意識をするとやりやすいです)

・足の位置(足の位置だけで、身体のの感覚や内面の状態が変わります)

・頷き(相手の頷きに合わせて、自分も頷きます)

この3点がミラーリングでもっとも大切な項目です。

 

・呼吸を合わせる(話すスピードやリズム、声の調子を合わせていると自然に出来てきます)

・身体の使い方、動かし方を合わせる

 

相手がコップを手にしたら、少し遅れてコップを取ってみる。

相手が話しながら手でジェスチャーをしていたら、自分も手を少し動かしてみる。

 

ミラーリングを意識しずぎると、厳密にマネをすることに集中してしまいがちですが、

ミラーリングにばかり集中することなく、相手の話をよく聞き、相手の状態をよく観察しながら、

相手を理解したいという思いで相手に合わせていく。

 

そのような聞く態度が一番重要であると言えるでしょう。

 

相手を尊重する想いから、「さりげなく気づかれないようにやる」、これがポイントです。

同時に同じ仕草をするのではなく、少し遅くなっても全く問題ありません。

 

自己アピールの技法ではなく、相手の警戒心をとき、安心して会話ができる状態づくりのための技法だという認識で活用していきます。

===

【まとめ】

今回ご紹介したペーシングは、「類似性の法則」を逆手に活用していく心理テクニックです。

 

類似性の法則とは、「人は自分と共通点がある人には、心がオープンになり、親しみを感じやすい。良好な関係の二人は、同じ動作をする傾向が高くなる。」というものです。

 

要するに、あなたに対して相手を同じ感覚を持っているように錯覚させることで、あなたへの警戒心を解き、心を開かせるということです。

 

結局大切な営業スキルは、相手の間合いに入るためにペーシングを活用し、相手の心を掴み、信頼関係を構築するということです。

 

こういったペーシングの考え方は、対面したコミュニケーションだけでなく、文章やメール、ビジネスレターなどにも使うことができるので、ぜひ応用してみましょう。

 

英語学習の重要性

―――――【英語①】――――――――――――――――――――――
近年では、社員の英語教育に積極的に取り組む企業が増えてきています。仕事における英会話能力の必要性はどんどん高まるばかりです。
また、日本の企業でも社内公用語を英語にしている企業もあります。

【日本における英語の重要性】
多くの国内企業が事業を広げるために海外進出を進め、新規エリアの分析レポートや契約書などは英文で書かれるようになりました。
また、以前では通訳が雇われることも多かったですが、社外の方には理解できない会社としての考え方やニュアンス、高まる情報管理の必要性など様々な要因もあり、
社内の担当者が海外取引先とのメールや電話を英語を使い、打ち合わせもすべて英会話で交渉することが当たり前になっています。

さらには、最近の世界的な日本ブームのおかげで、わが国において訪日外国人の数は増加の一途を辿っています。
街の飲食店や宿泊施設でも英語が必要な場面が急増しているという実状もあり、日本が誇るおもてなしの精神を発揮するには英会話能力が必要になってきます。 

日本人は仕事に対するスタイルや技術などで海外と比較して優れた特性を持っていますが、言葉の問題で世界に対して十分に能力が発揮できていないことがあります。
英会話能力を高めることで、より日本人の良さが発揮できるのではないでしょうか。

【ビジネスで求められる英会話レベルの向上】
今まで以上に海外との取引が容易なりグローバル化したことよって、日本においても段々と英語が必要な社会になってきました。
日本国内ではいち早く、楽天ソフトバンクユニクロなどの大手企業が社内公用語を英語にするなど、社内で英語を使おうとする動きが活発化しています。
これは企業活動をする際、外国人の雇用拡大や海外展開など様々な国の人と関わる機会が増えてきたことが理由のとして考えられます。

異国間のコミュニケーションをとる場面は国外のみで起こることという時代は終わり、国内の社内などでも日に日に増えてきているようです。
英会話ができる、できないでは企業そのものやそこで働く人の成長や可能性に大きく影響を及ぼすほどになりました。

【就職や昇進にも必要な英会話】
グローバルに展開している企業では、海外との取引や業務を円滑に進めるために最低限の英会話能力を必要としています。
そのため、入社試験に高度な英語のテストを実施したり、TOEIC(R)の点数で足切りを行う企業も増えてきました。
そしてそれは、特定の部門のみならず、部門問わずにすべての社員に英会話の力を求めていく傾向があります。

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―――――【英語②】――――――――――――――――――――――

グローバルな世の中に対応するために、小学生の頃から英語が必須になってきています。

ビジネスにおいても英語を使う機会がより一層増えてきているのではないでしょうか?

また、最近は世界的な日本ブームで海外からの観光客も増えており、町で道を尋ねられることも多くなりました。

 

つまり、今までのように「海外に行くから英語が必要」、「海外の企業やクライアントと取引をするために英語が必要」といった

外向きな場面での必要性だけでなく、国内でも英語を使う頻度、必要性が急激に増加しています。

 

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SEO対策をするにあたって

1)SEO対策の本質を理解する事から始める

ホームページをよりたくさんの人に見てもらうためにSEO対策は必要不可欠です。

 

SEO対策で大切なことは、他人任せにしないということ、正しい方法で、コツコツと地道な作業がやがて実を結ぶということ。本当のSEO対策に近道、抜け道はありません。

 

また、SEOに注力しすぎると、せっかく見に来たお客様を逃してしまう場合もあります。

 

SEOにも力を注ぎながら、ユーザーにとって見やすくて使いやすいかを意識して、バランスの良い運用をする必要があります。

2)SEO対策の本質を理解するには、Googleをすることが必要。

Googleの目的は「ユーザーに的確な情報を提供する」こと。

なので、ユーザーにとって良質な情報を発信していけば良いのです。

 

そして、良質な情報であることをGoogleに正しく評価してもらうためにSEO対策を行っていくのです。

 

POINT 01 良質な情報かを判断するのはクローラー

 

たとえ良質な情報を発信したとしても、クローラーに正しく判断してもらえないとGoogleから正しく評価されず、結果につながりにくくなってしまいます。

 

POINT 02 アルゴリズムの変更で評価軸が変わることがある

日々Googleアルゴリズムはアップデート(更新)され続けているので、SEO対策に終わりはありません。ですが、本質を押さえることができれば、定期的に情報を発信(更新)していくことで、ある程度成果を維持することができるようになります。

 

外国語学習の重要性


グローバル社会において、世界で活躍するために「英語」が必要だということは、すでに多くの方の共通認識としてあるかと思います。
今、日本では小学生から本格的に英語の授業がはじまる学校もあり、長い期間、英語と触れ合う機会が用意されています。
しかし、その他の言語はどうでしょう?ほとんど触れる機会がないのが現状です。

「社会に出る上で覚えたほうが良い外国語とは?」と聞かれたら、どの言語を想像しますか?

現在においては、英語だけでなく中国語も必要だという認識も広まってきています。

ですが、私たちが普段利用する日本語、そして学校で学ぶ英語以外は、正直「あまり必要ない」と思っている方がほとんどではないかと思います。
英語ですら「あまり必要ない」と持っている方も多くいらっしゃると思います。
しかし、それは日本国内で感じる話であり、実際に世界に飛び出してみると、実は英語以外の言語も必要だと感じて帰国する学生たちが多いようです。

国の状況によって様々ですが、短期間ですが私がロシアに留学に行っていたとき感じたのはフランス語を話せる方が多かったことです。
また、身近な国の韓国では日本語を話せる方も多くいます。

【英語以外の言語を覚えることの重要性】
なぜ、英語以外も重要なのか?
学生たちは留学先で主に「英語」を利用し会話を楽しみ、日々のコミュニケーションを取っています。

特にヨーロッパ諸国から学生たちが集うイギリスでは、スペイン語ポルトガル語、ドイツ語、そしてフランス語と、様々な言語が飛び交うことも珍しくありません。
また、アメリカに留学した場合、スペイン語圏(アメリカ南部、メキシコ、アルゼンチン、スペイン、キューバプエルトリコなど)の学生との交流が多くなるため、
英語をマスターした後にスペイン語を学びたくなる人も! そのためにスペイン留学に繰り出す学生たちもいます。
様々な国や地域の学生たちと知り合い、親交を深めたからこそ、多言語を学ぶ重要性に気付くようです。

【世界で最も使われている言語は「中国語」】
母国語として英語を話す人口は全世界で4億人と言われているのに対し、母国語として中国語を話す人口は、なんと13億人を超えると言います。

日本は中国や台湾、香港など、中国語を話す国々に非常に近いので、外交面を考慮しても英語だけではなく、中国語を同時に学ぶ必要性があるかもしれません。
そのため現在、アメリカやイギリスではなく、あえて中国やシンガポールに留学する学生の数も増えています。

【かつての大国ソビエト連邦公用語「ロシア語」】
アメリカと長きにわたり争ってきたかつての大国ソビエト連邦で使われいた公用語がロシア語になります。
現在ロシア連邦となりかつてほどの強大さは感じられませんが、まだまだ世界に影響力のある国であることは変わりありません。
ビジネスにおいても日本の隣国の一つであり、重要になってくる言語の一つと言えます。

【ヨーロッパだけでなく南米でも多く使われる「スペイン語」「ポルトガル語」】
母国語としてスペイン語を話す人口は全世界で4億人を超える数がおり、母国語としてポルトガル語も話す人口も2億人を超えると言われています。

南米ではこの二カ国語が使われているため、南米の方々とビジネスをされる方には必須となってくる言語です。

【文化交流の多く未だに支持される韓流ブーム】
冬のソナタ」。このドラマ名を聞いて当時の韓流ブームを思い出す方も多いと思います。
現在でも冷め止まない韓流ブームは、かつてのドラマだけでなくファッション、音楽、食とあらゆる分野で日本に浸透しています。
日本にとっても最も身近な隣国の一つでもあり、韓国語をマスターすれば多くの場面で活かせることは間違いありません。

 

SEO(検索エンジン最適化)とは

CV(コンバージョン)

そもそもSEOとは一体何なのでしょうか。既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、まずは「SEOとは何か」を把握しておきましょう。


初めにSEOの概要とSEOに関する基本用語の中でも頻出の用語についてご紹介します。


SEOとは?

【1】SEO検索エンジン最適化)

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった語で、日本語では「検索エンジン最適化」といわれます。Webコンテンツのテキストや構成などを工夫することで、検索エンジンの検索結果ページの上位に自分のサイトが表示されるように実施する施策のことです。

なるべく多くのユーザーにWebサイトを見てもらい、商品やサービスを知って購入へとつなげるため、多くの企業が自社のサイトを上位表示させようとSEOに取り組んでいます。


SEOにおける必須ツール

【2】Google アナリティクス(Google Analytics

Google アナリティクス(Google Analytics、GA)は、SEOで非常によく使われるツールの1つで、Google社が提供しているアクセス解析サービスです。

基本的に無料で利用することができます。さまざまな機能が充実しており「Webを管理している方なら必ず役に立つ」といわれています。主に解析できることとして「アクセスしたユーザーがどこを経由してサイトを訪問したか」「ページごとの閲覧回数」「ユーザーの購入につながりやすいページの特定」などがあります。

また、ユーザー個人に関する情報や特定ユーザーのアクセス動向を把握することはできないようになっているため、個人情報の扱いに関する懸念がなく安心して利用できる側面もあります。


【3】Google サーチコンソール(Google Search Console

Google サーチコンソール(Google Search Console)も、SEOのために非常によく使われるツールの1つです。Googleアナリティクスと同じく、Googleに登録したユーザーなら基本的に無料で利用することができます。

Googleサーチコンソールでできることは、「自社サイトがGoogleの検索結果にどのような過程を経て表示されたのか」の把握です。

Googleアナリティクスが「サイト訪問に関する解析」である一方、Googleサーチコンソールは「サイトに訪問される前段階で、どう検索されたのかについての解析」をすることができます。Google サーチコンソールでは、検索時に自社サイトが「どんなワードで検索され」、「何回検索結果に表示され」、「何度クリックされてサイト訪問につながったか」などが分かるようになっています。


Webサイトを訪問したユーザーの行動に関する用語

【4】CV(コンバージョン)

検索キーワードの種類

CV(コンバージョン)とは「Webサイトにおける最終的な成果」のことを指します。CVの具体的な定義はWebサイトの運用目的によって分けられます。例えば、ECサイトなら商品の購入、サービスや製品の紹介サイトなら資料請求やお問い合わせなどがCVとして設定されます。

なお、CVの成功率は「CVR(コンバージョンレート)」と呼ばれます。


【5】PV(ページビュー)

PV(ページビュー)とは、ユーザーがWebサイト内で、ページを閲覧した回数のことで、Webサイト内のページがどの程度閲覧されているかを測る一般的な指標です。


【6】UU(ユニークユーザー)

UU(ユニークユーザー)とは、一定の集計期間内におけるWebサイトを訪問したユーザーの数を指します。例えば、同一ユーザーが期間中に何度サイトを訪問しても「1UU」とカウントします。

ただし、ユーザー数のカウント方法はIPアドレスCookieなどで行うため、パソコンでアクセスした後スマートフォンで再度アクセスした場合は同一ユーザーであっても別UUとしてカウントされるため、「UU数=実際のユーザー数」ではないことを覚えておきましょう。


検索サイトのしくみ

ここからは、検索サイトに関するSEO用語についてご紹介します。そもそも、これらのキーワードを知ることで、検索サイトの仕組みが見えてくるはずです。


検索キーワードの種類

【7】ビッグキーワード、スモールキーワード、ロングテールキーワード

インデックス

自社サイトがSEO対策においてターゲットとするキーワードの中でも、特に検索回数の多いキーワードを「ビッグキーワード」と呼びます。

また、検索時の語句数が多いキーワードは「スモールキーワード」、スモールキーワードよりもさらに語句数が多く、3~4つの語句を組み合わせたキーワードは「ロングテールキーワード(ニッチキーワード)」と呼ばれます。


検索結果の表示順を判断する要素

【8】インデックス

インデックス

インデックスとは、検索エンジンクローラー(巡回プログラム)がインターネット上のWebサイトのデータを収集し、検索エンジンのデータベースに整理することを指します。「先日公開したページがクローラーにインデックスされた」などというように用います。


【9】オーガニック検索

オーガニック検索は「自然検索」とも呼ばれ、検索結果画面に表示される結果のうち、リスティング広告などの広告枠に含まれない純粋な検索結果を指します。

SEOでは、このオーガニック検索内での表示順位を上げるための施策をとることになります。


【10】クローラー

クローラーとは、Googleなどのロボット型検索エンジンにおける、「Web上にあるファイル類を収集するためのプログラム」を指します。クローラーによって集められたデータはインデックスされ、膨大な検索データベースが構築されています。


【11】検索アルゴリズム

検索データベース上のデータを検索結果として表示する際、各Webサイトの重要度や関連性などから適切な表示順(ランキング)を判断して決定する計算方式を指します。


参考


SEOの基本】Googleの検索順位を決める「アルゴリズム」とは

【12】リダイレクト

リダイレクトとは、特定のWebページを表示した際に自動的に他のページへ転送されることを指します。リダイレクトの例として「301リダイレクト」と「302リダイレクト」を簡単にご紹介します。


301リダイレクト:「恒久的な転送」を指し、コンテンツ内容やURLも新しく表示するページに変更されるリダイレクト方式です。

302リダイレクト:「一時的な転送」を指し、コンテンツの内容は新しいものを表示していても、URLなどは既存状態のまま表示されるリダイレクト方式です。

例えば、Webサイト移行のためURLを変更することになった場合、旧URLの情報をそのまま新URLに引き継ぐためにおこなうのが恒久的な転送である301リダイレクトです。301リダイレクトにはWebサイトへのGoogleの評価もまとめて引き継ぐことができるというメリットがあります。

この他にもリダイレクトにはさまざまな種類があります。そのときの状況や目的に合ったものを選んで使うことが大切です。


Google検索について

検索サイトがユーザーにとって有益な情報を提供するためには、公正性と秩序が保たれていることが必要です。検索サイトではどのような工夫がなされているのか、Google検索を例にまとめました。


検索アルゴリズムのアップデート

検索アルゴリズム

より高品質なWebサイトを上位に表示できるよう、検索エンジンアルゴリズムのアップデートを都度実施しています。


【13】ペンギンアップデート

ペンギンアップデートとは、検索アルゴリズムのアップデートの一種です。

ペンギンアップデートでは、スパムに該当するWebサイトや、Googleの「ウェブマスター向けガイドライン」に抵触するWebサイトについて、検索結果の順位を下げる措置がとられました。


【14】パンダアップデート

パンダアップデートも検索アルゴリズムのアップデートの一種です。 パンダアップデートでは、低品質で価値をともなわないWebサイトについて、検索結果における順位を下げる措置がとられました。

「独自性・専門性に欠ける」「他のサイトと重複した内容が多くを占める」「広告が大部分を占め、独自のコンテンツの比率が低い」などと判断されたサイトがパンダアップデートの影響を受けました。


ガイドラインに即したSEO

【15】ホワイトハットSEO、ブラックハットSEO

ホワイトハットSEO、ブラックハットSEO

Googleは「ユーザーの利便性にかなった検索結果を提供することを目的として、「Webマスター向けガイドライン」を制定し、検索アルゴリズムが日々アップデートされています。


SEO施策をおこなう際には、Googleガイドラインに即して進めることが推奨されます。しかし、残念なことにガイドラインの内容を逆手にとって悪用するケースがあるのも事実です。ガイドラインに即したSEO施策をおこなうホワイトハットSEOと、検索エンジンアルゴリズムの裏をかき検索順位を不当に上げようとするブラックハットSEOの2つをご紹介します。


ホワイトハットSEO

ホワイトハットSEOとは、検索エンジンガイドラインにしたがってWebサイトの最適化をおこなっていることを指します。ルールを守りながら、Webサイトを閲覧するユーザーへ質の高い役に立つコンテンツを提供すべく、サイトを最適化しSEOをおこないます。 具体的にはサイト内部の「meta情報」の内容を適切なものとすることや、ユーザーが求める課題解決へ正しく導く有用なコンテンツを公開することなどの施策が挙げられます。


ブラックハットSEO

ブラックハットSEOは、検索アルゴリズムの盲点を突く悪質な手段で、検索エンジン上位への表示を狙っておこなうSEOを指します。自動生成テキストに頼った内容が薄いコンテンツで、キーワード単位での検索ヒットを狙う手法などが知られています。しかし、ブラックハットSEOは良質なWebコンテンツを世に広めることを妨害するスパム行為とみなされ、ペナルティの対象となることがあります。


SEOにおける「リンク」の考え方

【16】リンク、被リンク

リンク、被リンク

リンクとは、あるWebページから他のWebページへ移動するための手段のことをいいます。

WebマーケティングSEOでよく使用される用語に「リンク(発リンク)」と「被リンク」の2種類があります。


まず「リンク(発リンク)」とは、文字通り「そのページからリンクを発していること」です。一方「被リンク」とは、他のページからリンクされている状態を指します。


被リンクは特にGoogleでの検索順位の評価に影響します。なぜかというと、「ユーザーにとって価値があり有益なコンテンツには、多くのサイトからリンクされる」という考え方に基づき、被リンクはコンテンツの価値を示す指標として用いられているからです。


このように、ユーザーに「有益だから見てほしい」と判断される被リンクは、良い被リンクですが、残念なことに悪質な被リンクも存在します。それは「特定のサイトの被リンクを増やして評価稼ぎをするための無差別なリンク行為」や、「自動化プログラムによって自サイトへのリンクを大量に作成すること」などです。悪質な被リンクが大量に確認された場合、ペナルティの対象となることがあります。


最近では、被リンクよりもページの文字数や内容の充実度が重視されるといわれます。しかし、検索エンジンは人間と同じようにコンテンツの内容を読み込む(理解する)までには、現在のところなっていません。被リンクが多いWebサイトやページを「ユーザーにとって価値があるから引用・紹介されている」と判断しています。このため、被リンク数は重要な指標であるといえます。


Googleガイドライン違反に対する罰則処置

【17】ペナルティ

ペナルティ

ペナルティとは、Webサイト内にGoogleが制定した「ウェブマスター向けガイドライン」に違反する箇所が合った場合に受ける措置のことです。


ペナルティの具体例としては、検索結果順位を下げられたり、インデックスから削除されて検索結果に表示されなくなったりといったものがあります。 このペナルティを受けると、検索サイトからのユーザーの訪問数が減るか最悪の場合0になってしまうこともあるため、特に企業のWebサイトにとっては大打撃になってしまいます。

たとえ悪意がなく気づかぬうちに「ウェブマスター向けガイドライン」に違反していたとしてもペナルティの対象になってしまうため、ガイドラインは日ごろからしっかりとチェックしておきましょう。


ペナルティには「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」の2つがあります。前者はGoogleの担当者により手動で措置が下され、後者は検査エンジンのアルゴリズムによりおこなわれます。手動と自動のどちらのペナルティを受けたか見分けることは難しいとされています。


これから要チェックの関連用語

最後に、比較的新しく、今後覚えておくと良いSEO関連用語を3つご紹介します。いずれも今後動向が注目される用語ばかりですので、ぜひ頭に入れておいてください。


SEOと密接に関係のある新方式・新基準

【18】MFI(モバイルファーストインデックス)

MFI(モバイルファーストインデックス)

MFI(モバイルファーストインデックス)とは、検索エンジンのインデックス化の新しい方針で、2018年3月から新しく適用されています。


それまでインデックス化はPC向けサイトを評価基準としておこなわれてきましたが、モバイルサイト(スマートフォン向けサイト)を評価の主軸とするよう変更されました。 Googleは以前から「アメリカや日本を含む10カ国で、モバイルデバイスからのGoogle検索がコンピューターからの検索を上回っている」と公式に発言しており(2015年)、MFIはこれを受けての新方針だといえます。


MFIが適用された後のWebサイトでは、クローラーはモバイルサイトを主体に巡回し、データベースへのインデックス化をおこないます。


【19】DMCAデジタルミレニアム著作権法

DMCAデジタルミレニアム著作権法

DMCAデジタルミレニアム著作権法)とは「Digital Millennium Copyright Act」の頭文字で、デジタルコンテンツの著作権に関する法律で、元はアメリカで2000年10月に施行された米国著作権法の一部を改正する法律です。


従来、Webサイトのコンテンツを盗用された際には、盗用コンテンツの作者を特定した上で直接削除要請をする必要がありました。盗用主が見つからない限りは泣き寝入りとなっていた状況を打開するために、2000年にアメリカの連邦法としてDMCAが成立。以降、盗用主が見つからなくてもプロバイダーへ削除依頼をおこなえるようになったのです。


GoogleではDMCAに基づいて、著作権侵害をしているコンテンツは審査した上で検索結果から削除するなどの対応がとられています。


なお、日本でもDMCA追随して「プロバイダー責任制限法」が成立しています。コンテンツを盗用された場合は、相手方の情報開示請求やプロバイダーへの削除依頼が可能です。


SEOの評価を高める、Webの新たなセキュア化

【20】HTTPS

HTTPS

HTTPSとは、Hyper Text Transfer Protocol Secureの頭文字をとったもので、「HTTP」に「Secure」(セキュリティ機能)がプラスされたことを指す呼び名です。「HTTP+S」と考えると分かりやすいでしょう。WebサイトのURLが「https://」で始まっているものは、通信内容が暗号化されていると分かります。