2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

塚本謙一の歴史講座02【埴輪(はにわ)】

堺市をはじめとした百舌鳥古墳群が世界遺産登録され、古墳とならび注目を浴びているのが埴輪(はにわ)です。 埴輪は粘土を様々に成形して色を付けて焼いた素焼きの焼き物で、死者を祀る古墳とともに生まれたと言われています。 【土偶と埴輪の違いは?】■土…

塚本謙一の歴史講座01【古墳】

古墳の定義と種類 古墳とは、一般的に古墳時代に造られた墓を指す名称である。その定義は難しく、学界でも諸説が唱えられている。一般には、盛り土を施したいわゆる墳丘をもっていること、死者を手厚く葬るための副葬品や棺をもち、それらを保護する石室など…

塚本謙一の包丁講座03【砥石】

【角砥石とは】角砥石とは、人造の研削材を主原料に成型・焼成した人造砥石と、天然物ならではの研ぎ味を持つ天然砥石の2種類があります。工業用から一般家庭、農家、本職等の方々の使用されている刃物や道具類のお手入れに、昔から"砥石"と呼ばれ幅広く愛…

塚本謙一の陶磁器講座02【焼き物の種類】

焼き物は、大きく陶器と磁器に分けられます。さらに主原料の割合の違いと、最終の焼成温度の違いによって4種類(土器、炻器、陶器、磁器)に分けられます。 【土器】は人類の作った初めてのやきもので、今から12000年前に作られたといわれています。日本では…

塚本謙一の陶磁器講座01【信楽焼】

信楽町は滋賀県の最南端、標高300mの高原地帯にあり、古くから焼きものの町として栄えてきました。現在でも町の中には、登り窯、レンガ積みの煙突など、焼きものの町らしい風情が漂い、あちらこちらで愛嬌のある狸が訪れる人々を出迎えます。信楽焼といえば「…

塚本謙一の包丁講座02【包丁の種類】

■三徳なんでもこなす万能包丁。三徳包丁は、一般家庭でもっとも使われている包丁です。三つの徳、つまり「肉」「魚」「野菜」など幅広い用途で使用できることを意味しています。どんな食材にでも使用でき、刃渡りが長くないので、初心者でも安心して使えます…

塚本謙一の包丁講座01【包丁の研ぎ方】

両刃包丁の研ぎ方1.砥石と刃の角度は常に一定に。 流し台などの上にぬれた雑巾を敷き、その上に充分水に浸した砥石をのせます。包丁は砥石に対して45度、刃の角度は包丁の峰の下に10円玉3~4枚挟むぐらいの角度に保ち、指先に力を入れないようにします。 2.…

塚本謙一の骨董品講座02【骨董品の鑑定方法】

骨董品の鑑定方法実物を見て鑑定してもらうと詳細な結果を知ることができる画像で簡易鑑定をしてもらってから来店して詳しく鑑定骨董品店のホームページには、鑑定を申し込むためのフォームが設けられています。フォームには名前や連絡先などの事項を入力し…

塚本謙一の骨董講座01【古伊万里焼】

古伊万里の鑑定 伊万里磁器は骨董の世界では非常に人気ある分野ですから、骨董を勉強したいと考える方はきちんと勉強していただきたいと思います。 数年前に伊万里ブームがありまして、大変高額な値がついたことから贋作が横行しました。そこで初心者の皆さ…