塚本謙一の骨董品講座02【骨董品の鑑定方法】

骨董品の鑑定方法
実物を見て鑑定してもらうと詳細な結果を知ることができる
画像で簡易鑑定をしてもらってから来店して詳しく鑑定
骨董品店のホームページには、鑑定を申し込むためのフォームが設けられています。フォームには名前や連絡先などの事項を入力し、鑑定して欲しい骨董品の画像をアップロードするようになっています。

これを使って簡易鑑定をしてもらうことができて、その結果を見てさらに詳しく鑑定して欲しい場合には、実際に骨董品の実物を持って来店して鑑定を受けることになります。その際に予約をするとスムーズに対応してもらうことができます。

骨董品店によっては予約が必須のところもあるため、注意が必要です。またある程度価値があるということが既に分かっていて最初から実物を見て鑑定してもらいたい場合でも、申込の際には写真を撮影して画像を添付するようになっている骨董品店が多いです。

そして、鑑定結果が出たら、その結果を見て買取をしてもらうかどうか決めます。買取をしてもらわない場合でも、鑑定料がかかる場合があります。どの程度かかるのかはお店によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

 

実物を持って来店するのが困難な場合は出張鑑定もある
骨董品は持ち運びしづらいものが多いです。また落としてしまったりぶつかってしまったりすると、壊れてしまう可能性もあります。そうなると、せっかく買取価値のある骨董品も台無しになりかねません。また、マイカーを持っている人の場合は、骨董品を持参して来店するということが比較的容易ですが、電車などで運ぶのはやや難しいでしょう。

そこで骨董品店の多くは、出張鑑定にも対応しています。鑑定士が自宅に出張してきて、骨董品を鑑定するので、自宅から持ち出さないで済みます。大きな骨董品を鑑定してもらいたい場合などにも便利なサービスです。

来店の場合と同様にホームページから申し込めるところが多く、写真が必要な場合もあります。申込をすると後日連絡が来て、日時を決める仕組みです。鑑定料の他に出張料もかかるため、どのくらいかかるのか予め把握しておくことが大切です。

また自宅の中に鑑定士を入れることになるため、玄関や骨董品が置いてある部屋を綺麗に掃除しておくと良いです。